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報道関係者各位
森林由来クレジット付き
フジガス・カーボンニュートラルLP ガス販売について
2021年 11 月 15 日
富士瓦斯株式会社
富士瓦斯株式会社(本社:東京都世田谷区、代表取締役社長 津田 維一、以下「フジガス」)は、この度、LPガスの燃焼時に発生する温室効果ガスを全量カーボンオフセットした『フジガス・カーボンニュートラルLPガス』( 以下「FCN-LPG」)(※1) の販売を開始します。
まずは、世界遺産「富士山」を有する山梨県の<やまなし県有林活用温暖化対策プロジェクト(※2 )>により創出したオフセット・クレジット J VER(※3)を用いたFCN-LPG『通称:富士山LPG』を、2021年11月より、株式会社 河口湖オルゴールの森(本社:山梨県南都留郡、代表取締役 堀内 貴丈、以下「オルゴールの森」)が運営する「河口湖 音楽と森の美術館」(※4) へ供給します。
オルゴールの森では、同じくフジガスからレンタルを受けるアウトドア型ヒーターをテラス席等で利用、来訪者に対してサービスの提供を行いますが、そこで「富士山LPG」を利用する予定です。
LPガスは日本全国の約4 割の家庭で使われており、国土カバー率はほぼ100%、民生用のエネルギーとしては極めて重要な役割をはたしています。しかし、燃焼時には必ず温室効果ガスを排出します。
そこで、フジガスでは日本国内の貴重な資源である山林の管理及び保全活動によって吸収される温室効果ガスをカーボンクレジット化し、そのクレジットを付与する形でカーボンオフセットを行う手法を導入しました。今後、グリーン LP ガスの開発が進むまでの間、本件を皮切りに国内の森林由来等カーボンクレジットを活用した LP ガスの販売を推進していく方針です。
将来はフジガス独自での植林活動などによるクレジット開発にも取り組んでいくことで、今後も持続可能な社会の実現に向けて積極的に取り組んで参ります。
※1:フジガス・カーボンニュートラルLPガス(FCN-LPG)とは、LPガスの消費(燃焼)において発生する温室効果ガスについて、カーボンクレジットを用いてオフセットしたものです。
※2:山梨県は、国際的な森林管理認証の原則により、県有林の管理経営を行っています。本プロジェクトは、その一環として、県有林で実施した間伐による二酸化炭素の吸収量について、環境省の推進するオフセット・クレジットJ-VER制度に基づき、クレジット化しています。そのクレジットの売却による収益を活用し、更に“環境の保全”や“生物多様性の確保”に配慮した持続可能な森林経営等を推進しています。
※3:環境省のオフセット・クレジット(J-VER)制度に基づいて発行される、国内における自主的な温室効果ガス排出削減・吸収プロジェクトから生じた排出削減・吸収量を指します。信頼性の高い国産のクレジットとしてカーボンオフセットに用いることが出来ます。
※4:「河口湖 音楽と森の美術館」音楽と森の美術館」 kawaguchikomusicforest.jp/
本件に関するお問い合わせ先
富士瓦斯株式会社
広報担当
TEL:03-3305-3711